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東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻西野研究室で行なっている研究活動について、学内外の参加者と広く議論する場として「メカニズムシンセシス研究セミナー」を開催いたします。アカデミアはもちろん、産業界で実務に携わる方々の参加も歓迎いたします。
現在、経済学の応用分野である「メカニズムデザイン」の理論的な知見が、実社会で様々な形で実践され、多くの価値を生み出しています。メカニズムデザインは、社会制度などのルールやインセンティブ構造等を設計することを目指した分野です。元来、経済学は社会経済システムの分析(アナリシス)を行なってきたが、メカニズムデザインの登場によって、社会経済システムを創る(シンセシス)分野へ大きく舵を切り始めています。
一方で工学は、広くモノづくりに資する科学的な基礎技術や方法論などについての研究を進めてきた伝統的分野です。人工物を創る(シンセシス)という点では、これまでに長い歴史と蓄積があり、産業界とも密接に結びつきながら、新製品の設計や産業創出に寄与してききました。しかしながら、現在までに両分野の融合は十分には進んでおらず、社会経済システムの設計を目指すメカニズムデザインには、シンセシスを担ってきた工学における考え方や方法論は必要不可欠です。
西野研究室ではこれまで、工学と経済学の文理融合的なアプローチで、サービスや社会経済システムにおける実践的なメカニズムの設計に関わる研究を進めてきました。本セミナーは、西野研究室の研究活動について報告するとともに、 アカデミアに加えて産業界で実務に携わる方々の参加者と広く議論する機会を提供することを目的とします。
本セミナーを通じて、実社会で実践可能なメカニズムの可能性を探るとともに、文理融合型の新しい分野発展の一助となるべく、多様な参加者間で共創する場として拡大・発展していくことを期待しています。