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東京都文京区本郷7-3-1 東京大学工学部11号館1階
近年、ブロックチェーン技術の発展に伴い、分散型自律組織(DAO: Decentralized Autonomous Organization)が新たな社会制度や組織形態として注目を集めています。DAOは、中央集権的な管理者を持たず、スマートコントラクトや参加者の自律的な行動によって駆動される点に特徴があります。その一方で、参加者の協力や退出、インセンティブ設計など、組織が持続的に機能するためのメカニズムには多くの未解明の課題が存在しています。今回のセミナーでは、「贈与経済2.0」を提案している慶應大学の荒谷大輔先生をお招きし、DAOのメカニズムについて議論したいと考えています。荒谷先生は、現在、ハートランドと呼ばれるDAOを実際に構築し、贈与経済2.0を実践する試みをおこなっております。西野研でも、DAOを対象にして、そこでの退出行動などの分析を行ってきました。参加者と共にDAOを駆動させるメカニズムについて議論できる場となることを期待しています。皆様のご参加をお待ちしております。
16:00-16:10 本セミナーについて 西野成昭(東京大学)
16:10-16:55 招待講演「贈与経済2.0とハートランドプロジェクト」荒谷大輔(慶應大学)
16:55-17:40 「公共財供給問題としてのDAOのモデル化と退出行動分析」宮島崚(東京大学)
17:40-18:25 総合討論
18:25-18:30 閉会挨拶 西野成昭(東京大学)
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19:00 研究交流会 松本楼にて (会費制、20:45 終了予定)
主催:東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 西野研究室
seminar at css.t.u-tokyo.ac.jp (atを@に置き換えてください)